「きゅうりダイエット」なるものが夏にはよく流行るようです。
きゅうり自体が夏野菜だから…って事もあるようですが、きゅうりを食べる事に脂肪を分解しやすくなるとの事、なるほどそれなら減量期にきゅうりを取り入れるのは良いですね。
またきゅうりはさほど高い食材でもないので、経済的に食べる事が出来ます。偶然ですが我が家は娘のおやつにもきゅうりを用いています…ただこれは単純に娘がきゅうりが好きなだけの話しで…(笑)
では実際にきゅうりのダイエット効果はどのようなものがあるのか?今回は紹介したいと思います。
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もくじ
きゅうりのダイエット効果とは?
きゅうりを普通に食べるのではなく、食前に食べる事で効果を発揮すると言われています。
では実際にきゅうりのダイエット効果とはどのようなものなのでしょうか?
ホスホリパーゼと言う成分で効果がある
きゅうりには「ホスホリパーゼ」という成分があります。これを摂取する事で脂肪を分解しやすくなるそうです。
これは「酵素」であり、ある意味では「酵素ダイエット」とも言えるものになるようです。きゅうりで可能ならばかなりお手軽にチャレンジ出来ると言えますね。
このホスホリパーゼに期待してきゅうりを摂取する事が主な目的の一つとなります。
カロリーが非常に低い
きゅうりは水分が大半となっており、非常にカロリーが低い野菜となっています。
なんと1本でたったの約14カロリー程度しかありません。
これだけの低カロリー食材にも関わらずホスホリパーゼによって脂肪を分解する作用まであると言うのだから、ダイエット食としては非常に優れていますね。
これまで「きゅうりなんてただの水分じゃないか」と思ってきて本当に申し訳ない事をしたと思いました。まだ減量期なので今日からきゅうり食べようと思います。
主な栄養素
他にもきゅうりにはこれらの栄養素が含まれています。
- お肌に良いビタミンC
- 便秘解消に良い食物繊維
- むくみ解消に良いシトルリン
これらの栄養素が含まれているので、減量期にある男性はもちろんですが、女性のダイエッターにも非常に嬉しい食材の一つとなっているのです。
きゅうりダイエットのやり方
キュウリダイエットのやり方についても紹介しておきます。
決してひたすらきゅうりだけを食べるダイエット法と言うわけではないのでその点には注意が必要です。
食前にきゅうりを食べるだけ
食前にきゅうりを1本食べるだけ…というだけのダイエット方法になります。
これなら誰でもやれそうですよね。ただきゅうり1本は嫌いな人にはもしかしたら苦痛に感じるかも知れません…。
ただ毎食食べる必要はないので、朝食と夕食に1本づつ食べるぐらいの方がベターかも知れません。個人的には特に夜に食べると良いと思います。
夜は最も栄養素が不要な食事なので、きゅうりを食べてお腹を膨らませる事によって、余分な栄養素を摂取する事を避けられるからです。
すりおろして食べる事がポイント
普通に食べても問題はないようですが、あくまですりおろして食べる必要があると言うのがきゅうりダイエットの特徴の一つです。
野菜スティックのようにして生で食べれば一定の効果は期待出来ると思いますが、あくまですりおろす事によってホスホリパーゼの効果を高める事が出来るんだそうです。
この毎回すりおろす必要がある点がちょっと面倒ですね…。
ただ食べないよりはそのままでも食べた方が良い
あくまで「毎食前」にきゅうりを食べるのがきゅうりダイエットになるそうです。
理想は毎食前にすりおろしたきゅうりを摂取する事ですが、それでも食べないよりは生のままかじりつくとか、その方がベターだとは思います。
「すりおろすのが面倒だから食べないでおこう」となるぐらいなら、スティック状にしておやつ代わりに食べた方がまだマシでしょう。
お菓子などでお腹を膨らませるぐらいなら、きゅうりスティックでもきって 食べる方が良いと言う事です。
きゅうりダイエットの注意点
きゅうりダイエットをするのは「食前にきゅうりのすりおろしを食べる」というだけのものなんですが、その際にいくつか注意事項があるので、それについて紹介しておきたいと思います。
やり方をちょっと間違えるだけで効果が薄れてしまうので、この点は留意しておきましょう。
酵素は熱で分解されてしまう
注意点が一つあり「ホスホリパーゼ」は熱に反応して分解されてしまいます。つまり熱してしまってはいけないのです。
食べる際には熱を加える事は避けて、冷たいまま食べる事が必要になりますね。そういう意味でも夏ならば冷やす事はあっても熱する事はないので、最適なダイエット食の一つになると言えるのかも知れません。
お湯に入れたりとか、そういう料理の一種に加えるのではなく、ナマのまま食べるようにしましょう。
そしてこの「熱に弱い」という点に注意しておかなければいけません。
ジューサーを使うなら速度を弱めよう
すりおろす事によって最も効果が高くなるきゅうりダイエットですが、毎回手ですりおろすのはさすがに手間になります。
そこで「ジューサーを使えば良いじゃない」という結論に至るのは至極当然の話ですよね。
でもこれ、機械ですりつぶす際に熱が発生していると、大事な酵素のホスホリパーゼが分解されてしまう事があるそうです。
だから機械を使う際には回転速度を弱めて摩擦熱が発生しないようにした方が良いそうです。確実にホスホリパーゼを生かそうと思うなら結局手ですりおろすのが一番って事になりますね…うーん面倒です…。
この面倒さがデメリットの一つだと言えるかも知れません。
食べる本数は1回で1本
食べるきゅうりの本数は1回で1本という事になります。
この1本を多いと思うか少ないと思うかでも、難易度に差が出てくると言えるでしょう…ちなみに僕は多いと思う派です。
少しでも美味しく食べられるようなら、それできゅうりダイエットが成功するとは思いますが…難しいですね。
きゅうりダイエットだけでは意味がない
実際にきゅうりダイエットをする事で効果はあると思います。
きゅうり1本を食べる事でかなりお腹は膨れるので、それで料理がお腹に入らなくなるって意味でもダイエット効果はあるでしょう。
ただそれできゅうりばかりを食べる事になると、逆に必要な栄養素を摂取する事が出来ないので、元々少食の人がやり過ぎる事は危険だと思います。
きゅうり1本ですぐにお腹が膨れてしまう人の場合は、夕食でキュウリダイエットをすると良いでしょう。夕食ではそこまで栄養素を摂取する必要はないので、特に炭水化物をなしにしてきゅうり・サラダ・おかずを食べるぐらいに留めるとそれだけでもかなりダイエット効果を期待出来ます。
ですがいつも書いているように「食事制限だけをしても意味がない」ので、筋トレや有酸素運動をする事で運動も同時に行いましょう。それが出来れば確実に痩せる事が出来ると思います。
ダイエットに必要な運動は基本的には筋トレなので、それらについてはマッチョ道で沢山紹介しているので、自分に合ったものを関連記事などから探してみてください。
またきゅうりをおやつ代わりに空腹時に食べるのも個人的には良いと思いますよ!