筋トレの基礎として有名な腕立て伏せですが、普通の腕立て伏せを更にキツくする事が可能な筋トレグッズの「プッシュアップバー」について今回は紹介したいと思います。
プッシュアップバーの良い所は「安い」と言う点です。腹筋ローラーと同じですね。
安価で筋肉に強い刺激を与える筋トレグッズが欲しい人には是非オススメしたいのがこのプッシュアップバーになります。
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もくじ
プッシュアップバーとは?
プッシュアップバーとは、腕立て伏せの負荷を更に高める事が出来るアイテムとなります。
腕立て伏せの正しいやり方についてはコチラを参照してください。
腕立て伏せを英語ではプッシュアップと言います。そのプッシュアップで使うバーなのでプッシュアップバーと言うわけです。
プッシュアップバーの使い方
プッシュアップバーはこういうものです。
床に手を置くのではなく、プッシュアップバーを握って腕立て伏せをする事で、肉体を普段より更に下に沈める事が可能になるのです。
こんな単純な事で胸筋にいつも以上の負荷を与える事が可能になります。人間って面白いですね…!(笑)
ご覧の通り、一応これだけの高低差があるので、この高さの分更に胸筋を開いて肉体を下に沈める事が可能と言う事です。
筋肉を伸縮させて効果を上げる
この時の胸筋のストレッチ具合はベンチプレスをする時に匹敵します。だから効果が高くなる…という事です。
筋肉をストレッチする事がどれだけ大事なのかはこちらの記事でも書いています。

筋トレの効果を高める方法…コンセントリック運動でオールアウトする
しっかり伸ばしてしっかり縮める事で筋トレは更に効果を高める事が出来ます。
実際に僕もダンベルベンチプレスの時や、このプッシュアップバーを使った腕立て伏せで胸筋をしっかり開くようになったら一気にすぐに疲れるようになりました(笑)
ちゃんと胸筋をしっかり伸ばしてからしっかり縮めるようにするだけで、負荷をかなり高める事が出来ますよ。
個人的にはこの「ちょっと意識を変えるだけで凄くキツくなる」事が明確になったのは衝撃的でした…。
筋トレに回数は無意味だと教えてくれる
僕はこのマッチョ道では度々話題に出していますが、筋トレは回数ではなく負荷が重要なのだという事を実感させてくれる筋トレグッズでもあります。
プッシュアップバーを使っても腕立て伏せと負荷が変わらない…って思う人は、使い方が間違っているだけの話です。
胸筋をしっかり開くように、肩甲骨も意識して行えば絶対に負荷を高める事が出来ます。
何かで代用する事も可能だがオススメはしない
プッシュアップバーって、要するに「安定して高い所に手をおければ良い」だけの話なので、何かしら代用する事が出来ます。
例えば他の筋トレ器具に引っ付いている事もあります。懸垂が可能なバーなどにも実はプッシュアップバーっの代わりになるものがついてたりします。
ただプッシュアップバーは自由に手の置き所を動かせるのが最大のメリットです。
両手を開いて行うのか、閉じて行うのか、肩と同じぐらいの高さで行うのか、もっと腰に近い所に手を置くのか…鍛えたい部位によって手を置く場所を変える事が出来ます。
だからプッシュアップバーは何か別の物で代用は出来ますが、最も自由が効くのがこの筋トレグッズである事は忘れないでいて下さい。
また雑誌を重ねてその上に手を置くとか、何かしら別のもので代用する事もできなくはありませんが、滑り止めが無い状態だと雑誌が崩れたりしたら怪我の素になります。
怪我をすると筋トレ自体が出来なくなるので、個人的にはその時点で何か別の物で代用する事はオススメしません。
またプッシュアップバーは非常に安価で、1,000円前後で購入する事が出来ます。1,000円で買えるのだからそれぐらいの金額は惜しまずに出しておきたい。
めちゃくちゃ安い
あとめちゃくちゃ安いので…たったの800~1,000円ぐらいで買えるんで、特に躊躇せずに買う事が出来るのが最大のメリットです(笑)
プッシュアップバーに関しては本当に迷わず買っていいレベルだと思います。特に胸筋を鍛えたい人には本当にオススメです。
本当に筋肉が欲しいと思っているなら、ケチらず「自分に投資する」気持ちでお金を出しておきたいですね。
ただベンチプレスの方が効果は高い
忘れてはいけないのが、それでもやはり胸筋を鍛えるにはベンチプレスが最強である事です…。
しかし腕立て伏せは胸筋だけではなく、体幹も鍛える事が出来るので初心者にはオススメのトレーニングの一つです。
ですから僕は初心者には腕立て伏せをオススメしますし、ちょっと慣れてきたらプッシュアップバーを使って更に負荷を高める事もオススメします。
ですが「ともかく胸筋がもっと欲しい!」「胸筋をガッツリ鍛えたい!」って人は、ダンベルかバーベルを買って、ベンチを購入してベンチプレスを行うか、ジムに通ってベンチプレスをする事をオススメします。
実際にフォームを正しく覚えてやってみると、ベンチプレスの効率の良さを実感出来ると思います。特に腕立て伏せやプッシュアップバーではもう簡単には胸筋を追い込めなくなってしまった人にオススメですね。
筋トレは「全体を鍛えるもの」「一つの部位を集中して鍛えるもの」に分かれます。自重トレーニングは前者、ウエイトトレーニングやマシントレーニングは後者になると言えるでしょう。
ですからある程度慣れてきたら、ベンチプレスにも挑戦してみて下さいね。ただ女性の場合は腕立て伏せで十分だと思います…たぶん…(笑)
ただベンチプレスのメリットの一つが「自重が支えられない人も好きな重量で取り組める」点なので、逆に腕立て伏せがやれない人にも良いんですよ~。
腹筋ローラーも併用すると更に良い
ベンチプレスはあくまで「胸筋を集中的に鍛える筋トレ」になりますが、このプッシュアップバーや腕立て伏せは「全体的に鍛える筋トレ」になります。
その場合は腹筋を重視した「腹筋ローラー」も同時に使うと、更に全体的に効率よく鍛える事が可能になります。

腹筋ローラーの使い方とオススメする理由…安く購入出来るよ
もしプッシュアップバーを使って胸筋を鍛えるのならば、一緒に腹筋ローラーもやる事をオススメします。こちらは「全体を鍛える系」の筋トレメニューとなりますね。
逆にフリーウエイトでのトレーニングは、基本的には部位づつを集中的に鍛えるものが増えていくので、そちらを始めたらあまりこのプッシュアップバーや腹筋ローラーは使わなくなるので、ダンベルやバーベルを使ったフリーウエイトに移行したい場合はあまり要らないかも知れません。
腕立て伏せだけでは物足りなくなった人にオススメ
プッシュアップバーは完全に「腕立て伏せの負荷を高めたバージョン」になります。
腕立て伏せ同様に全身を鍛える事も出来るので、自重トレーニングでもうちょっと負荷を高めたい時に使ってみて下さい。
地味にプッシュアップバーの機能は懸垂器具にもついていたりするんですが、実際に使ってみると腕の置く場所を自由に設定出来ないので…あっちはあまり使い物になりませんね…。
ただ何度も言いますが、胸筋を本気で鍛えたい場合は僕はベンチプレスをオススメします。ただベンチやダンベル…もしくはバーベルを買う事が出来ない人にとっては最も胸筋を鍛える事が出来るトレーニングの一つなので、試してみて下さい。
物足りない人はディップスをどうぞ
ただもっと胸筋に負荷を与えたいなら、ディップスをやるのも手なので、そちらも参考にしてみて下さい。

ディップスのやり方と正しいフォーム…体を揺らさないコツは?
おそらく自重トレーニングで最も胸筋を鍛えられるのはこのディップスだと思います!!ただ全体重を手のひらで支える事になるので、手のひらが痛くなるのが困りものなんですが…。
安価で購入出来るので初心者は是非
本当に安く購入出来ますし、軽いしどこにでも置けるぐらいコンパクトなので、初心者にはオススメです。
腕立て伏せに慣れてきた人、少なくとも普通に腕立て伏せがやれる人にはオススメしたい筋トレグッズです。
初心者のうちはこれで十分鍛えられるので、体幹トレーニング込みで自宅でトレーニングをする人は是非お試しあれ!
どうでも良いけど、ベンチプレスをやるようになってからすっかり使ってなかったので、ダンベルベンチプレス→ダンベルフライ→腕立て伏せって感じでやろうと思ったんですが…。
腕立て伏せの一回目でそのまま戻って来れずに潰れました…ベンチプレスとダンベルフライで十分追い込めてるのは嬉しい事なんでしょうか…(笑)