「筋トレをして痩せるのはわかったけど、それでも筋肉をつけずに痩せたい!」って思っている人が想像以上に多そうなので、単純な答えを書いておきます。
食事をコントロールすれば別に筋肉は増えません!
筋トレをしたら筋肉が増えてムキムキになっちゃう…なーんてことはないのです。
結局筋肉が増えるか減るか、脂肪が増えるか減るか、これを左右するのは食事がすべてなのです。
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もくじ
筋トレしても栄養が足りなければ痩せるだけ
筋トレをしても結局筋肉の材料がなければ筋肉を作ることは出来ません。
物理的に考えれば納得ですよね。太っている人はそれだけの脂肪の材料を体内に取り込んでいるから太っているわけです。
結局トレーニングをするかしないかは、取り込んだ栄養素を何に変換するのかと言う、結果にしか影響しません。
だからどれだけハードなトレーニングを積み重ねても、材料となる栄養素が足りていないとどうなるのか?実は筋肉も脂肪も分解されていって、徐々にスリムになってしまいます。
これは人間が動くために栄養素が必要だからです。栄養素はガソリンでもあるからです。
ただしよく言う「速筋を鍛えるトレーニング」「遅筋を鍛えるトレーニング」の違いもあるので、そちらについても紹介しておきます。
速筋と遅筋の違いは?
速筋は簡単に言うと瞬間的にパワーを生み出す筋肉の事です。
ムッキムキの人はこの速筋が発達していると言われており、マラソンランナーのように持久力が高い人が逆に遅筋が発達しています。
簡単に言うと「太くパワーのある速筋」「細く持久力のある遅筋」ということです。
では細く美しくなりたい女性は遅筋を鍛えれば良いのでしょうか?実はこれは厳密には少し間違っていることになります。
最もカロリーを使うのはHIITである
HIIT(ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング)が最もカロリー消費量が高いという話は有名です。詳しくはこちらの記事で。

有酸素運動より高強度なトレーニングの方が脂肪燃焼効果は高い
高強度なトレーニングをする事で脂肪を分解しやすくなり、消費カロリーも高いことが判明しています。
つまりだらだらとウォーキングやジョギングをするより、ダッシュを短いインターバル(休憩)で繰り返す方が痩せますよということです。
これは当然ながら筋トレでも同じことが言えます。
息が切れるレベルの筋トレで追い込む
速筋を鍛えるトレーニングだと、実はHIITに近い状態を生み出すことができます。
自分の限界に近い重量を扱うと、簡単に息が切れて無酸素運動になります。これが本当の意味での筋トレとなります。
これで休憩時間もしっかり数えてトレーニングをすることによって、高強度なトレーニングの出来上がりです。
ただしこれで追い込みすぎると、すぐに酸欠になって気持ち悪くなるので、その点だけは注意してください。

筋トレ中に気持ち悪くなる原因は酸欠!改善する簡単な方法は?
痩せるかどうかは食事次第
結局痩せるか太るかは食事次第です。それは絶対に揺るぎません。
筋トレをしようとするまいと、食事を減らせば当然痩せます。何も考えずに炭水化物のみを食べ続ければ、糖質過多で脂肪が増えまくるでしょう。
結局大事なのは栄養バランスを考えて摂取する事です。話題の糖質制限をしても、タンパク質を摂取していないと筋トレの意味はありませんし、食物繊維が足りなければお腹の調子を崩します。
これらについてはこちらの記事を参照してください。
カロリー計算をした上で、野菜とお肉を多めに食べることが大事です。しっかり食べた上で運動をすれば絶対に肉体は綺麗になっていきます。
運動をせず食事を極端に減らすと逆効果
ここで「楽をしたいから、筋トレや運動をせずに断食しよう!」とすると大変なことになります。
そもそも脂肪が残るのでお肉は垂れますし、無理なダイエットをするとやつれて醜くなるのです。
全てにおいて悪影響しかないので、運動や筋トレを抜いて食事制限を過度にやることは絶対にオススメしません。
筋トレをしていても減量期の食事をすれば良いだけ
筋トレをしていても、カロリーが足りていなければ筋肉は増えません。
実際に僕自身がカロリー計算をしながら筋トレをしているのでよくわかります。
また僕が若い頃、基礎代謝が高い上に肉体労働で限界まで動いているのに、大した食事を摂っていなかった結果、ガリガリでした。
筋肉も大してつくことがなく、更に体脂肪率は6%ぐらいでした。ある意味では女性が目指す体型だったと思います。
実際に当時髪の毛が長かったのもあり、後ろ姿で女性と間違えられたこともあります。それぐらい細かったんですね。
そういう体型にすることも出来ているので、筋トレをしつつ食事をコントロールすることをオススメします。
基本的には低カロリー高タンパクを維持すれば良い
基本的に綺麗な肉体を目指すなら低カロリーの高タンパクな食事にすれば良いだけの話です。
その上で、痩せたいのならばカロリーを増やし過ぎなければ良いんです。炭水化物を少なめに、野菜やお肉を多めにするだけの話だけですね。
あまりにも細くなりすぎて「骨と皮だけじゃん!」って自分で感じたらちゃんとカロリーも増やして、増量期のつもりで食事をすることをオススメします。
実はそれさえ抑えておけば、しっかり筋トレしても運動しても問題はありません。
脂肪燃焼効果を増やすのがサプリメント
筋トレのサプリメントは、ボディビルダー達も愛用しています。
実はサプリメントの効果って、だいたい女性が求めているのと同じなんですよ。
だってボディビルダーは筋肉を増やして脂肪を減らすのが目的でやってますよね?それを促進する効果があるものばかりです。
そもそも大半がタンパク質や、その中にある細かい栄養素を補充するものばかりです。

筋肉サプリを実際使ってみて良いと思ったオススメ商品まとめ
またサプリメントの中には女性向けのサプリメントも存在しています。
プロテインと一緒に他のサプリメントも摂取する事で、簡単に低カロリー高タンパクな状態を作り出すことが出来るので、補助として摂取することをオススメします。
特にお肉が苦手な人や、乳製品が苦手な人にはオススメですよ。
何度か書いてますが、僕が筋トレの効果を強く実感したのはサプリメントを摂取するようになってからです。絶対的にサプリメントの摂取はオススメします。
最低でもプロテインは100%絶対に飲んだ方が良いです。これは女性でも変わりません。

女性にプロテインがオススメな理由…肌・髪・爪にタンパク質が必須