ショップジャパン様に提供していただいた腹筋器具その2ですが、今回は「ながらウォーク」について紹介します。
ながらウォークは「何かをしながら腹筋を鍛える事が出来る器具」って事になります。
最初は「これはあんまり効果なさそうだな」と思ったんですけど、これも使い方によってはめちゃくちゃ効果があるので結構オススメできそうだったので、今回は「効果的な使い方」についても紹介します。
筋トレと同様で、こういう器具自体も使い方によっては効果が大きく異なって来るので注意してくださいね。
もくじ
ながらウォークとは?
ながらウォークはただ椅子に座って体を傾けたりするだけで体幹に負荷を与える事が出来る器具です。
実はこれ特に組み立てる必要がなく、届いた時点でこの姿になっています。またサイズも大して大きくないので収納に関しても優れている事になります。
ちょっとしたスペースがあればそのまま収納する事が出来て、使う時はちょっと引っ張り出せばそれで使う事が出来ます。
電源の要らないただのスプリングで使う器具
凄いアイディア商品だなと思ったのが、これも機械でもなんでもなく、ただ座ってスプリングがあるので体を倒して腹筋の力を使って姿勢を維持したり、動かすだけの話なんですね。
これが骨盤運動になるというから驚き…そして当然ですが腹筋全体を使って姿勢を維持する事になるので、軽い筋トレにもなるわけですよ。
この部分がスプリングになってます。
電源が要らないって点が個人的にビックリしました。
小さく軽い
重さが約3.8kgで、大きさが縦27cm×横44cm×高さ21cmとコンパクトサイズなので出し入れもしやすいです。
先日紹介したワンダーコアツイストよりよっぽど良い気がします…(笑)
出し入れのしやすさって意味では、こちらの方が良いですね。
腹筋を全体的に鍛える事が出来る
腰を左右に振って腹斜筋、前後に振って腹直筋を鍛える事が出来ます。
更にクルクル動かす事で全体的に同時に鍛える事も可能になっている万能腹筋器具となります。
お腹がぽっこり出ている事が気になっている人には特にオススメ出来る商品です。
保証期間は1年間
公式サイトでもAmazonなどのサイトでも書いてありますが、保証期間は1年間となります。
なので1年以内に壊れた場合はショップジャパンに連絡すれば保障してくれるって事になります。
ただこれ、さすがに1年間毎日使ってたら壊れる気がせんでもないんですが、どうなんでしょう…(笑)
ながらウォークの使い方は簡単
ながらウォークの使い方は簡単で、本当に座ってゆらゆらするだけの話なんですけど、とりあえず具体的に書くにする事ができる動画でも貼り付けておきます。
実際に使ってみて感じたデメリット
個人的に感じたながらウォークの最大の欠点はこれです。
尾骶骨が出ている人にはめちゃくちゃ痛いって点です。
お尻の骨が出ている人は使うと痛い
僕自身が尾てい骨が出ているタイプでして、お尻の骨が出っ張っていて、座ったままゴリゴリ押し付けるとその尾てい骨が動いて結構痛いんです。
そんな僕が全力でながらウォークを使うと、この尾てい骨がゴリゴリ動いて結構痛い…(笑)
軽くやるなら良いんですが、足を浮かせて全力でやろうとすると結構キツイですね…。
この点が最大のデメリットのように思いました。これがなければ個人的にも凄く良い商品だったんですが…。
繰り返しますが尾てい骨が出ている人は注意してくださいね…。
耐荷重は100kgまで
さすがに日本で100kgを超える人はあまりいないとは思いますが、残念な事に耐荷重が100kgまでとなっています。
つまり100kg以上の人が使うと壊れる可能性もあるって事です。
ただ日本人の場合は、女性は特にある程度太ってても90kgぐらいまでだとは思うので…そうそう100kgを超える人はいないから大丈夫なのではないでしょうか?
ただ一応100kg以上の人は保障されてないって事だけは覚えておいてくださいね。
使ってみて感じたメリットと効果
ながらウォークをある程度使い続けてみて感じたメリットと効果についてまとめます。
ながら動作で鍛える事も出来る
これに関しては個人的にはちょっと否定派です。
ながらウォークは読んで字のごとく「何かをしながらでも鍛える事が出来る」シンプルさを売りにしています。
ですがガッチガチに筋トレしている身としては「意識してしっかり腹筋を使って行った方が短時間で高い効果を得られますよ」と思うのです。
こちらに記事でも書いてある通り「何か別の事に集中している時点で非効率」だって思うんですね。
どうせならしっかり筋トレに集中して行う方が良いので、ながらウォークもそうであって欲しいなぁと個人的には思います。
ながら動作でも効果はありますが、それよりも集中した方が更に効果を上げる事は確実に可能です。
腹筋全体を鍛える事が出来るのは良い
腹直筋(正面)を鍛えるのは普通のシットアップでも可能なので大して難しくありません。
ですが腹斜筋(横腹)を鍛えるのは結構難しい。それがながらウォークだと簡単に出来るのは最大のメリットだと思います。
ちょっと横に倒れるだけで腹斜筋にしっかり負荷を与える事が出来ます。普通に腹筋運動でこれをやろうとすると、骨盤が床に当たって痛かったりもするので…(笑)
ちょっとした揺れる椅子に乗るだけで腹筋全体を鍛える事が出来るのは本当に凄いです。素晴らしいアイディア商品でしょう。
普段動かさない部分を動かせる運動をやることになる
運動不足とかそういう問題じゃなくて、筋トレしててもこの「腰を8の字に動かす」っての、あんまりやった記憶ありません。
実際にやるようになってからお腹への刺激は強く感じてますし、単純に「腹筋運動にはなってる」と感じてます。
また以前から書いていますが、筋トレの効果の一つに「筋肉の正しい使い方を覚える」というものがあります。
ながらウォークを使うようになってから、実際に歩いているときにも腹筋を改めて意識するきっかけになりました。僕自身がずっと「腰が痛いから腹筋運動は避けてた」派なので「そうそう、こうだったよな」と実感出来てその効果は強く感じてます。
この「普段やらない動きが自宅で気軽にできる」っての、結構大きいと思いますよ。
ながらウォークの効果を上げる方法
ながらウォークは説明書についているやり方でも十分効果は出ます。
ただそれ以上の効果を求めると、ちょっと負荷を上げる必要があります。
そこで個人的にやってみた負荷の上げ方が「足を上げる」というものです。
やり方はDVDや説明書でわかる
基本的な使い方はエクササイズDVDや説明書を見ればわかります。
ぶっちゃけ本当にただ座ってゆらゆらするだけの腹筋器具になるので、そこまで難しい事を考える必要すらないので、大して考えずに適当に使っちゃっても問題ありません…(笑)
足を上げて手の力を程々に使う
下にある棒みたいな所を持って、その状態のままながらウォークで前後左右に腰を動かす方法です。
もちろん完全に足を上げたままだと普通に落ちる危険性があるので注意です。
偉そうに言ってますが僕もゆっくりですが落ちました(笑)
だからある程度ゆっくり動かす必要はありますが、これだとかなりキツイのでオススメ。あまり手の力を入れすぎず、少しでも腹筋を使って姿勢をキープしつつ動かすようにしてみて下さい。
これも加える事で一気に負荷を上げる事が可能になります。個人的にはこれもやった方が絶対に良いと感じました。
常に動きを意識して集中して行う
「ながらウォーク」って名前に反しますが(笑)
僕は常に動きを意識して集中して行う事をオススメします。
適度に足を上げたりしつつ(無理なら上げなくても良いけど)腹筋に意識を集中して動かすことによって更に筋肉に刺激を与える事は確実に可能ですから。
そういう使い方なら、これは結構良い買い物だと思います。たった1万円程度ですし、収納もしやすいので。ワンダーコアよりよっぽど小さいですしね…(笑)
腹筋運動が出来ない人でも可能
これまで「腹筋運動が出来ない人でもやれる腹筋といえばEMS」だと僕は思って来ました。

高齢者へのプレゼントにシックスパッドがオススメな理由
高齢者にEMSをプレゼントするのは個人的にはオススメだったんですけど、そこに今回「ながらウォークも有り」と付け足したいですね。
シックスパッドやスレンダートーンなどに代表されるこのEMSはどうしてもジェルパッドが必要なので、ランニングコストが必要になる「お金を持っている人向け」になります。
その点、このながらウォークだと買ったらそれで追加課金はありませんし、何より「実際に動くから全体的に健康に良い」とも言えます。
健康志向を持っている人には凄く良いですよね。
ながらウォークに効果は確実にある
ながらウォークは本当にシンプルな腹筋器具で、個人的には最もオーソドックスなタイプなのかなぁと思いました。
腹筋運動はシットアップに代表される「横になって体を持ち上げるもの」がオーソドックスです。
ながらウォークは体を横にはしませんが、ある程度傾ける事によって腹筋の力で姿勢維持を促し、そして体幹を鍛える事が出来ます。
あまりそうは見えませんが、立派な「筋トレ器具」なんですよね、これ。
また僕みたいに腰痛持ちにとってはこれは非常にありがたい。シットアップをするとすぐに腰が痛くなるんですけど、理由はやはり「腰を支点に腹筋運動をするから」なので、腰を支点にする必要がない点は凄く良い。
ただ問題は上記した通り、尾てい骨が出ているとあまり負荷を与えて行うとお尻の骨が痛くなるって点ですね…これはレアケースかも知れませんけど…(笑)
体幹を引き締めるって意味では十分効果あり
繰り返しますが「体幹の筋肉を鍛える事が出来る」って事は体幹を引き締める事になります。
つまりお腹をへこませる、お腹を引き締める事は出来ます。
ただ誤解しないで欲しいのは、あくまで「腹筋がつく」ってだけで、痩せるのとはまた別の話です。
痩せるためにトレーニングは必要ですが、それと同時に栄養バランスを考えた食生活にする必要があります。
ここだけは気をつけて、勘違いしないようにしてくださいね。
ただ繰り返しますが、腹筋が元々全然なくてぷよぷよの人や、下腹が出ている人にはオススメ出来る腹筋器具です。