走り方については以前書いてましたが、冷静に考えると歩き方について書いていなかったので、歩く時に気をつける事を書いておきます。
これをする事によってハムストリングスを使って歩く事が出来ます。また全身を意識する事で筋トレにも応用する事が出来ます。
結局は人間は姿勢が総てなのです。姿勢が悪いと良い効果を出す事は出来ません。
ってわけでサクッと歩き方について説明していきます。
スポンサードリンクもくじ
背筋をまずしっかり伸ばす
無理にやれとまでは言いませんが、出来れば普段から背筋をしっかり伸ばしましょう。
猫背になるのはどうしてもインナーマッスルを使う事になりません。脇腹も腰辺りも腹筋も使わないので、その時点で人より燃費の良い体…要するに太りやすい体や習慣を作ってしまいます。
背筋をピンと伸ばしていればわかりますが、疲れます(笑)
疲れるって事はそれだけ筋肉を使っているという事です。
デスクワークをする時もそうですが、ちょっと腰を反るぐらいの気持ちで背筋を伸ばして、胸を張るようなイメージで生活してください。
筋トレなどをしている人がよく胸を張ってますが、あれは見た目が良いのはもちろんですけども、それと同時に常時筋肉に負荷を与える事が出来るからです。
どうせ生きているなら、少しでも良い効果をもたらして生活したいでしょう?
実は筋トレ時のフォームに近い
実はこれ筋トレ時のフォームに限りなく近いです。
ベンチプレスの時はもっと腰を反る事になりますが、そこまで反る必要はありません(笑)
ですが胸筋を開いて、広背筋(背中の肩甲骨付近の筋肉)を締めるフォームはベンチプレス時はもちろん、チンニングやラットプルダウンなどの筋トレメニューでも使います。
広背筋を締める動作をする事によって筋肉を自在に動かす事にも繋がりますしね。
歩く時はもちろん、座って仕事をしている時でもちょっと胸を張るぐらいの方がベターです。これによって男性は胸筋がたくましく、女性は魅力的な胸のハリを見せる事が可能になったりしますよ。
反り腰にならないように注意
デッドリフトをする時にも同じ注意が必要になりますが、反り腰にならないように注意です。
この「背筋を伸ばす」事を意識していると、どうしても反り腰になりがちです。僕も気を抜くとすぐ反り腰になってた時代がありました…鏡で見てみるとよくわかります。
自宅にいる間は敢えて体のラインが見える服装にして、反り腰になっていないか常時気にするのも大事ですね。
歩く時は足を地面に残すイメージ
その胸を張って背筋を伸ばし、広背筋を締めた状態のまま歩き出します。背筋を伸ばして歩くわけなので当然地面から垂直に立っている事になりますね。前傾姿勢になっちゃいけませんよ。
前に伸ばした足をかかとから着地させて体を前に押し出します。地面についた足を長めに地面に接地させて足裏を伸ばしながら最後は体を前に押し出すイメージです。
これによって自然とハムストリングスが多少はストレッチされます。意識するべき点は「後ろ足を長めに地面に残す」ってイメージですね。
そして歩幅は少し広めに取るイメージで、細かく歩くのではなく大股で歩くようなイメージですね。
ただ正解としては前後の幅が一緒になるように歩くのが正解ですよ。
足を地面に叩きつけてはいけない
これ走る記事の際にも書いてますが、足を地面に叩きつけないように歩いてくださいね。
あくまで優しく地面に足を乗せて、最後は地面を蹴って前に進む、これを繰り返す事で太ももの前の部分ではなく、後ろの部分を使って歩く事になります。
これが出来るだけで筋肉のあらゆる箇所を使って歩く事が可能になり、非常に健康的なウォーキングが可能になります。
最初は恐らく腿裏が筋肉痛になる
元々腿裏を使って歩けている人は良いかも知れませんが、この状態で5000~1万歩ぐらいを歩けば嫌でも翌日にはハムストリングス(腿裏)が筋肉痛になるでしょう。
僕も初めてやった時は腿裏がハリました…(笑)
もちろん腿裏に負荷をかけているので、その状態で筋トレをして更にガンガンハムストリングスに負荷を与えるのは僕はあまりオススメしません。肉離れでも起こしたら困りますしね。
ただこうする事で「歩くだけで足に負荷を与えてトレーニングが出来る」状態が作り出せます。
歩く時に気をつける点まとめ
歩く時に気をつける点をまとめるとこうなります。
- 背筋を一直線に伸ばす
- 胸を張る
- 足を地面に長く残す
- 足を伸ばして歩く
- 足を地面に叩きつけない
これらになりますね。
ハムストリングスを鍛えるメリット
普段からハムストリングスを使って歩くメリットはこちらの記事でまとめてあります。
ハムストリングスをちゃんと使う事で太ももを綺麗にする効果は確実にあります。
んでそのためにもちゃんとしたフォームで、デッドリフトやスクワットをする必要があります。
個人的にはハムストリングスに効かせるならデッドリフトの方がオススメですね。デッドリフトは簡単にハムストリングスに強烈な負荷を与えられるので、女性にこそオススメしたい。
ただデッドリフトは本当に難しい筋トレなので、ちゃんと見てもらえる方が良いとは思います…出来ればジムでパーソナルトレーナーに見てもらうか、最低限でも誰か他人に見てもらってフォームをチェックしてもらうか、自分で撮影して正しいフォームに近いかチェックして下さい。
僕は最初は色々な人に見てもらいながらやってましたし、今も全身が映るジムの鏡の前でやってます…特に反り腰になりやすいので、そこは注意しながらやってますね。
フォームを間違えずにデッドリフトが出来ればハムストリングスと背筋に強烈な負荷をかけられますよ。
ただの散歩がダイエットになるためにもフォームが重要
僕は敢えて毎日歩かざるを得ないような環境に身をおいています。自宅から駅まで歩いて通い、駅から更に事務所まで歩く…って環境を作る事によって平日は大体毎日1万~1.3万歩は歩いています。
それでも合計で400カロリーぐらいにしかなってません…運動の消費カロリーなんてそんなもんです!(笑)
でもチリも積もれば山となるので、個人的には出退勤で歩くのはオススメですね。

出退勤で歩くようにしたら一週間の総消費カロリーが5000増えた件
毎日歩くだけでも結構消費カロリーに差は出ます、更にそこで使う筋肉や姿勢を意識する事で更に効果を上げる事が可能って事です。
筋トレではフォームが重要だと散々書いてきましたが、歩く際にもフォームが重要になります。
それどころか生活総てにおいて姿勢によって貴方の消費カロリーは大きく変わり、発達する筋肉が変わるのです。それによって貴方の体型も変わってくると言っても過言じゃない。
一瞬だけ筋トレしたり、一瞬だけダイエットしても効果がないのと同じで、常に「いかに肉体に良い影響を与えるか」を考えている人が、理想的な肉体を手に入れる事が出来ると言えるでしょう。
ただこれビジネスでも、人間関係でも、何にでも言える事だと思いますよ。
神は細部に宿るので、細部にまでこだわった生活をしていないと、絶対に人生を好転させる事は出来ないと思います。一発のラッキーパンチは狙えても、安定して上位に位置しようと思えば、それだけの努力は絶対に必要になります。
そういう意味で、僕は「歩き方」「普段からの姿勢」に気を配る事をオススメします。