ホームジムを作ろうとした際に必要な金額は一体いくらなのか?
今回はそれについて紹介したいと思います。もちろんどれだけのアイテムを揃えるかによって大きく異なってきますが、個人的にはそこまで大げさに揃える必要はないと思っています。
スペースの事も考えると、実はあまり必要ありません。今回はホームジムを作る場合の値段についての話をしたいと思います。
ちなみにホームジムって、簡単に言うと「自宅で筋トレするための場所」って感じで捉えてください。僕はそう思って使ってます(笑)
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もくじ
ホームジムに必要なもの
ホームジムを作る場合に必要な物は何か?と考えた際に、僕は大きく分けてこの2つだと思いました。
ベンチとダンベル!
この2つがあれば実は大半のトレーニングは出来ると思うんです。ですが大きく異なってくるのがバーベルを使う場合です。
バーベルを使ってデッドリフトやベンチプレス、スクワットをする場合には今度は「パワーラック」が必要になります。
ここで一気に値段が跳ね上がる事になるんです。パワーラックはかなり大きい上に場所を取るので…。
個人的には場所を取らないダンベルを利用する事をオススメします。ダンベルはちょっとした場所にすぐ保管出来るので、あまり場所がない人には本当にオススメ。
では一つづつ必要なものについて紹介していきたいと思います。
マルチベンチ
ベンチは絶対に必要不可欠なものです。ベンチプレスをする際に必要になります。
このベンチプレスは筋トレビッグ3の一つであり、絶対に行った方が良い筋トレです。このためだけにホームジムを作ると言っても過言ではないレベルです。
このベンチは絶対必要です。安物だと4千円~から購入が可能で、インクラインやデクラインまでをこなすマルチベンチになると2万ちょっと必要になります。
僕は二万円を超えるマルチベンチにしました。何故ならどうせ購入するならインクラインもデクラインも出来た方が良いからです。
簡潔に言うとインクラインは胸筋の上部、デクラインは下部を鍛える事が出来ます。どうせならその使い分けも出来た方が絶対に良いからです。
それと「安かろう、悪かろう」を食らうのが嫌だったから…と言う理由もあります。
使ってみた感想などについてはこちらでまとめています。
ダンベル
僕は断然ダンベル派です。家の中にバーベルを置くのはちょっと怖いですね。落とした時にシャレになりませんし、何より大きいからです。
広いホームジムを作れるならバーベルで良いと思いますが、僕はダンベル派です。
60kgセットを購入しておけば、初心者なら十分だと思います。デッドリフトやベンチプレスでも最初は60kgを扱うのはかなり厳しいです。
何故ならバーベルでやるより、ダンベルでやる方が可動域が広がるので、かなりきついです。普通に持つより負荷をかけるので、バーベルなら60kgでやれるとしても、ダンベルだとやれなくなります。
そういう意味でもお金や重量の節約になるのがダンベルの魅力の一つですね。別に重い物を上げるのが目的なのではなく、鍛えるのが目的なんだからそれで良いと僕は思います。
またどうしても重量が足りない場合はプレートを購入して増設すると良いと思います。
最低限のお金は3万ちょっと
このベンチとダンベルだけで考えたら、ホームジムの値段なんて実は3万円とちょっとで済みます。
ベンチも安物で済ませたら2万円程度でホームジムなんて作れちゃうんですね実は。
これが最安価だと思ってください。ここから先は更にこだわった場合の値段です。
自宅で軽くやりたい人は個別に購入しても良い
バーベルなども揃えて、懸垂も可能にしていく…となるとパワーラックが必要になっていきます。
懸垂などが可能なマルチジム
僕も持っていますが、懸垂なども行う場合はこのマルチジムを持っていると便利です。
ただこれはバーベルを使わない人向けになります。バーベルも使うならパワーラックを購入した方が良いでしょう。
懸垂やディップスなどをする事が出来ます。ただしディップスはデクラインベンチプレスで似た効果を発揮出来るので、懸垂さえ出来れば良いと言えるかも知れません。
懸垂は最強の自重トレーニングなので、何かしら代用してやれると良いと思います。
これで3~4万円になりますね。
バーベル
ダンベルだけじゃなくて、もっと高重量を扱いたい…!!って人の場合はバーベルも購入した方が良いでしょう。
僕は自室内にバーベルを置くメリットをあまり見いだせないでいるので自分の家の中用でバーベルを購入する予定はありません。
これだけで一気に2万ちょいプラスになるので、結構な重量かつ金額がプラスされます。
でもこれでスクワットやデッドリフトも100kgまでの高重量で扱う事が可能になります。
高重量を扱いたい人にとってはこれは魅力的でしょう。
パワーラック
バーベルを扱う時点でこのパワーラックが必要になってきます。
これ一つでベンチプレスやスクワットなどのバーベル種目が可能になります。また懸垂も出来るので、懸垂器具が不要にもなります。
ただサイズは凄いです。115×115なのでかなりの広さが必要になります。高さも210cmとなります。
バーベルのシャフトが200cm以上じゃないと届かないので、それだけ大きなバーベルが必要になると言う事です。
同じIROTEC(アイロテック)でバーベルを注文して、200cm以上のバーベルにしてもらわないと厳しいって事ですね…アイロテックの場合は一声かければ変更してくれるそうです。
発送重量が90kgと、これだけで相当な重さになります。これにバーベルで100kg乗せたら190kgで、人間も乗ったら60kg前後と考えると250kgの重量となります。
更にベンチもあったらもっと重量が伸びる事になるので、床への重量の事も考えると色々と厳しい気がするのがネックです。
ホームジムを作成する際の床への荷重についてはコチラを確認してみて下さい。
ただこれがあれば本格的なベンチプレスも可能になるので、どうしてもバーベルでベンチプレスやスクワットがしたい人にはオススメの商品だと言えます。
パワーラックも買うなら、しっかりしたものが良いと思うのでアイロテックをオススメします。そしてアイロテックのを買うならバーベルも統一した方が良いのかも…。
となると値段が一気に跳ね上がりますね…。
全部揃えた場合の予算
パワーラック買う時点でマルチジムは要らないので、現状の表示だとこれぐらいの金額になります。
ベンチ=23,220円
ダンベル=12,960円
パワーラック=54,648円
バーベル=31,320円
合計で122148円って事になります。要するに12万円でホームジムは作れますよって事ですね。
これを高いと見るか安いと見るかは人次第ですね…個人的には思ったより安いと感じました。もうちょっとかかるかと思った…。
ただゴムマットも床に敷いた方が良いとは思うので、本格的に揃えたらもうちょっと高くなるかな…とは思います。
総てを兼ね備えたホームジム
これまで紹介したものを総て兼ね備えたのがアイロテックから発売されているこのマルチジムになります。
お値段が約12万円となっており、割高にも感じますがこれ一つで懸垂・ベンチプレス・スクワット・デッドリフトなどの筋トレの主要トレーニングが可能になっています。
一部が欲しいならその一部ををいくつか購入すれば済みますが、全部綺麗に揃えたいならこちらの方が良いと思います。
更にバーベルで行うトレーニングとは別の方向で鍛える事が可能なマルチジムがこちらになります。
こちらはバタフライ・ケーブルクランチ・レッグエクステンションなどを行うことが 出来る器具になります。
どれも高額になってきますが、2種類のマルチジムを購入しても20万円以内には収まる事になりますね。
どれかと言うとやっぱり最初に紹介した方のが良いとは思います。140kgまで揃ってるみたいですし、よほどのマッチョマンでもない限り足りなくなる事はなさそうです…。
一人でトレーニングが可能な人なら、ジムに通うよりは安くなりそうです。
1年ちょっとジムに通う程度の予算
ジムが大体月額7千円ぐらいだと思うので、1年ちょっとジムに通う予算で、自分だけのホームジムが作れるって思うと…個人的には有りだとは思います。
だってジムに行ってもやりたい時にやりたいトレーニングが出来るとは限らないじゃないですか、特にベンチ系は誰かがずっとやってる可能性もあるわけですよ。
ホームジムだとやりたいタイミングで自分の好きに使えるんで、そういう意味では自宅で全部揃えちゃうのは有りだと思います。
もちろん他にも細かいトレーニングをどうしてもやりたい人は、ジムでやった方が断然楽しいかも知れませんけどね!
僕は出不精なのでホームジム派です。バーベルも無理に使いたいとは思わないので…ダンベルだけで十分だと思っているんで、合計で5万円以下ぐらいですかね。
それだけでも揃える事が出来るんで、本格的に鍛えたい人はホームジムの検討をしてみては如何でしょうか?
プライベートジムとホームジムの違い
プライベートジムとホームジムの大きな違いは何でしょうか?
僕は「知識の違い」だと思っています。
何故ならプライベートジムには専門家のアドバイザーが存在するからです。僕は筋トレ初心者は必ずこちらから入るべきだと思っています。
その理由は明白でして、専門家が貴方に合ったメニューを組んでくれるからです。
またダイエットをするにしても、ムキムキのマッチョを目指すボディメイクをするにしても、一番大事なのは「知識」だからです。
貴方が筋トレの専門的な知識を持っているならば、一人でホームジムを使って筋トレをしても成果は出やすいと思います。ですが何の知識もない状態でいきなり始めたらどうでしょうか?
過去の僕のように怪我をする確率が高まるだけだと思うんです。
参考ページ:怪我カテゴリ
怪我をする前にしっかりと知識を得るべきだと僕は思っているので、もし貴方が筋トレ初心者でホームジムを作ろうと思ってるならば、まずはプライベートジムに行って正しい指導を受けてみるべきだと思います。
また今は無料カウンセリングが盛んなので、無料カウンセリングだけでも受けに行くと良いと思います。
もし貴方が筋トレ初心者ならば、一度検討してみる事をオススメします。
ホームジムを作るメリット・デメリット
個人的にはホームジムを作るメリットは「いつでもやれる点」だとは思っています。
ただホームジムを作った際の最大のデメリットは「場所を取る」そして「家が破壊される」という点です。
これだけの高重量の物を置いておけば、嫌でも床は傷つきます。もしどこかにぶつけたら穴があきます。
僕自身も以前の家でダンベルやら置いてて、やっぱり大なり小なり傷つきましたし、汚れがつきました。ゴムつきのダンベルと言ってもそのゴムの色がついたりするんですよねやっぱりね…。
また少しでもぶつけたらやっぱり穴があくので…家の中に置くのは個人的にはあまり得策じゃないなと思いました。
倉庫内とかに作るのは絶対的に有り
ただし倉庫内とかは話が別、床はコンクリでしょうし、倉庫内で多少暴れても問題はないでしょう(笑)
それこそバーベルとパワーラックを置いて本格的にしちゃうのも全然有り、敢えて言うなら盗難が怖いぐらいですが、ホームジムの材料を盗難する人もあんまりいないとは思うので…重いですしね…最低限鍵でもかけれる倉庫なら問題ないでしょう。
ただ倉庫とか無い場合はあまり自宅内にホームジムを作るのは個人的には良いとは思いません。
僕は最終的にはジム派になりました
やはり家が汚れるのも嫌ですし、筋トレの邪魔をされるのも嫌ですし、僕の場合はジムにでも行かないとひきこもりが加速するので、それでよけいにジム派になりました…(笑)
ジムに行くと老若男女関係なしに色々な人がトレーニングに励んでいるので、そういう人を見て「僕も頑張ろう!」と気合を入れるタイプなので…やっぱり人の目がある方が見栄っ張りな僕としては都合が良いです(笑)
「あんなおじいさんが追い込んでるのに俺は追い込まないのか!?」とか「女性があんなに綺麗なフォームでやってるのに、俺は出来ないのか!?」と比較する事で「負けてられねえええ!」ってなるのが僕です(笑)
個人的には最終的にはジムの方が刺激も受けるし、家も壊れないのでベターだという結論に至りました。
お金が無い人には絶対的に有り
ただ繰り返しますが、最安で2~3万円程度でダンベルとベンチぐらいは揃える事が出来るので、お金がない人には絶対的に有りだと思います。
これだけでダンベルスクワット、デッドリフト、ベンチプレスの筋トレビッグスリーはやれるので、とりあえずお試しでやりたい人には良いと思いますよ!
ただ家が汚れたり、傷が付く可能性があるので…そこだけは注意して下さいね。